なぜ、色が身体に対して何かの変化をもたらすのか?
人間には「ホメオスタシス(恒常性)」という常に一定のバランスを保とうとする生理機能があります。
たとえば暑いと思ったら汗をかいて熱を発散させようとしたり、身体が疲れたら休んで体力を回復させようとしたり。
そして心が疲れていたら癒してくれる音楽や、何か好きなものを観たりしますよね。
その恒常性を保つための方法の中に色も存在しています。
頑張りたいときには赤やオレンジなどの暖色を選んだり、落ち着きたいときには青などの色を選んだり。癒されたいと思って自然の中に出かけて美しい景色を眺めたり。
何気なく日常で選んだ色には意味があります。本能的とか経験的に色が身体と心に影響があることを知っていて、活用しようとしているのです。
光の電磁波として目から入ってくる色は脳に働きかけて、身体に影響を与えるホルモンを分泌させることが分かっています。(赤を見るとアドレナリンが分泌される、など)
自分が選ぶ色というものに注目して、それを心と身体のために活用することはとても自然で健康的なことである、ということがおわかりいただけたと思います!
コメント